20代OLの私がヨーロッパ5か国・20都市以上を旅して気づいた5つの事

旅×仕事


女子の憧れヨーロッパ♥街並みを歩いてみているだけでもおとぎ話の中に迷い込んだようなロマンチックな気持ちになれるおひとり女子旅には特におすすめな場所の一つがヨーロッパでもあります。そんなヨーロッパですが、日本とは街並みが違う事はもちろん文化も違えば日本にいる時には感じられないようなたくさんの事を感じ気づかせてくれる日本人にとっては新鮮な空気感を持っています。ヨーロッパに見せられて何度も足を運ぶ20代OLの私が、ヨーロッパ旅の中で気づいて帰国してからも心を豊かにする経験となった5つの事をご紹介します。

空気が違うと世界が全く違って見える事


ヨーロッパの景色は絵画に書いた様にくすんだ淡い色をしています。画家のゴッホは日本の浮世絵に影がないのを見て日本は影ができないほど太陽に近い国なんだろうと憧れていたほど、ヨーロッパは太陽の光が弱く、イギリスでは8月でもパーカーをしても少し肌寒い時間帯があるほどです。乾燥しているのでじめじめとしたアジアの熱気もあまりありません。ヨーロッパの絵画でよく見る糸杉が淡いブルーグリーンで空と溶け合っている様で日本だとみる事の出来ない色合いの世界が広がります。
日本人はこぞって美白をしますが、ヨーロッパ人は貴重なお日様が出ている時はこぞって日光浴をして肌を黒く焼きます。文化が違えば価値観が変わる。私の持っている常識はただの”個人の意見”でしかないんだと気づかされました。

宗教は心を豊かにする為のものであって誰かを傷つける為の物ではないという事

日本人は無宗教であり、他宗教であるなんてよく言われますが、どうであれ”宗教”というものに対してネガティブな印象を持つ人が多いでしょう。しかし、ヨーロッパに行くと”宗教”はとてもオープンです。教会には私のようなキリスト教徒でもない日本人でも気軽に入る事ができます。観光スポットとなっている事も多いですよね。教会の中は当時人気だった画家たちが書き上げた壁面画や絵画、彫刻やステンドグラスなど見ているだけでもうっとりするような装飾が所せましと置かれています。まるで美術館の様に、人々が集まりコミュニケーションを取る場の様に感じました。芸術の始まりは宗教です。絵画も音楽も神様の為に作られました。そして、神様からの言葉を私たちが聞けるように様々な形で宗教が興りました。中学の音楽の先生が「日本には宗教がないから戦争が起こらない」と言っていた事をふと思い出した事があります。自分の信じる物が違うという事を理由に多くの国で戦争が起きています。もちろん政治的な理由がありますが、本来心を豊かにする為に生まれた宗教が人を気づ付ける動機に使われる事はすごく悲しい事です。そして、何らかの宗教を信じている人に対して偏見を持つ必要もないのです。

近ければ近いほど人は敏感になるという事

私はオーストリアで中国人だと間違われた事があります。特に中国語を話していたわけでもなく、ただウィーンの街を散策している時に若いお兄ちゃんたちに「ニーハオ!ニーハオ!」と話しかけられました。それとは別に、フランス・ニースのユースホステルでは「日本人ですよね?」と日本人男性に話しかけられた事もあります。この時も特に日本語を話していたわけではありません。私達は自分にとって近い物だと細かい違いにまで目が行ってしまいます。それはいいところでもあり悪いところでもあると私は思います。高校生の時に移民問題を教えてくれたガーナ人の先生に中国人の男の子が「同じような顔でどうして自分の国の人じゃないって判別ができるの?」と聞いていました。そうしたら、ガーナ人の先生は「君は、中国人と韓国人と日本人の見分けがつくだろう?」と言っていたんです。日本人であれば、なぜとははっきり言えないけど、中国人と韓国人と日本人の違いはなんとなく分かりますよね。中国人も韓国人もそれは同じ。隣国の国々であれば、それぞれ見分けがつくのです。対して、イタリア人とフランス人を見分けろと言われると正直わからないですよね。ナイジェリア人とガーナ人の見分けもつかないし、ちょっと近いベトナム人とタイ人の見分けも正直つきません。自分に近くて、似ている物に対して人は時としてとても厳しく接してしまう事があります。それは似ているのながら常識も同じだろうと勘違いしてしまうからです。どんなに近くて似ていても、国によって文化は全く違います。だから”常識”だって違うんです。これは同じ日本人同士であっても同じこと。同じ”常識”の中で生きていると思うと、ちょっとした自分との意見の違いがすごく腹立たしく思ってしまう事があります。でもね、それは自分とは”常識”となる”文化”が違うだけ。あなたに嫌な思いをさせようとか、困らせようとしているわけではないんです。こう考えるとちょっと心が豊かになりませんか?

女性である事を心から楽しみ感謝すべきだという事

私はいつも自分の体の半分以上あるスーツケースを転がして旅をしています。もちろんスーツケースをもって階段を上ったり下りたりします。そうすると、ヨーロッパの男性は必ずと言っていいほど声をかけてくれます。特にイタリアでは田舎町のヴィチェンツァを歩いていると、1時間に1回ぐらい男性から声をかけられたり(おじいちゃんが多いです)、寝台列車に乗った時は列車のスタッフに会うたびに「Beautiful!」と言ってもらえたり、「隣の部屋にいるから何かあったら来てね!」とジュースを多めに貰ったり!本当に女性に対して丁寧に接している印象を持ちました。日本で普通に生活していると、男性と同じように働きたいのに体力的にも限界を感じてもどかしさを感じたり、結婚や出産でキャリアを諦めなければいけない事がはがゆく感じたり。女性に生まれてきたことがハンデの様に感じる事が多くあります。ですが、ヨーロッパを旅していると「女性に生まれて良かった♥」と心から思える体験をたくさん経験する事ができます。

日本人である事にもっと誇りを持つべきだという事

日本のパスポートを持っていていけない国ほぼありません。「魔法のパスポート」と呼ばれる事もあるほど、日本は世界に信用されています。そして、多くの国で”日本人”であるとわかると親切にしてもらえる事を実感しています。長期滞在でアパートを借りる時も中国人はダメという所はたまに見かけます。しかし”日本人NG”という所はありません。むしろ”日本人”であるだけで優先的に借りられる事さえあるそうです。日本人はお人好しでNoといえないすりやぼったくりの良いカモなんて言われますが、私は一回もそんな目にあったことがありません。それどころか、警戒してそよそよしい私に対して本当に優しく接してくれるのがヨーロッパの国の人たちです。(もちろん他の国の方もとても親切に接してくれます)日本人は世界に出ると、劣等感を感じる事が多々あります。しかし”日本人”である事にもっと誇りを持っていいと私は思います。