教えて〜!
高知県の中心地にあり、人気の観光名所でもある「高知城」。
日中だけでなく夜の時間帯にライトアップも美しいことで人気です。
この記事では、
・高知城の見どころ
・高知城の所要時間は?
・トラベルライターの私が実際に行ってみて「ここがおすすめ」な場所
をご紹介します。
では、どうぞ!
高知城の見どころは?
高知城の見どころは、本丸・追手門・山内一豊の胴像です!
本丸
本丸の建造物がすべて残るのは全国で唯一!高知城だけ!
本丸というのは、天守や御殿などが築かれている、城で最も重要な区画のことをいいます。なんと!この本丸が完存するのは、現存12天守の中でも高知城だけ!とっても貴重なお城なんです。
天守は見学することもでき、眺めは最高ですよ!
追手門
高知城は追手門と天守を1枚の写真に納めることのできる全国でも珍しいお城です!
追手門と天守の両方が現存しているのは全国で3ヵ所しかなく、それを1枚の写真に収めることがでるのはとても貴重ですね!
山内一豊の胴像
高知城を建てた山内一豊さんの胴像。勇ましいですね!
効率的に高知城の見どころを抑えたいならボランティアガイドがおすすめ!
効率的にしっかりと高知城について知りたいなら、ボランティアガイドさんに案内してもらうのがおすすめです。
敷地内には「高知城観光案内所」では、「土佐観光ガイドボランティア協会」のガイドさんが高知城の魅力をたっぷり伝えてくれるガイドツアーが開催されています。
コースは2つあって、
・本丸までの無料ガイド(所要時間約50分)
・天守までの無料定時ガイド(9時30分~、13時30分~の2回、所要時間約90分)
なんとどちらも無料!
土佐なまりも混ざったガイドでほっこりしながら、土佐や高知城の歴史を学ぶことができますよ。
高知城の所要時間は?
高知城見学の所要時間は、ひとり旅の私だと1時間程度でした。
高知城は、天守閣に行くまでにちょっと急な階段がありそこを上り切るまでに時間がかかります。フォトスポットの大手門などカメラを構えたくなるスポットもたくさんあるので、多めにみても1時間ぐらいを予定しておくと安心だと思いますよ!
高知城の歴史
南海の名城として約400年余りの歴史を有する高知城。
現在の土佐城を作ったのは、尾張国出身の戦国武将・山内一豊さん。
なんと山内さん。かの有名な豊臣秀吉に仕えて功績を挙げただけではなく、徳川家康からも関ヶ原の戦いでの活躍を高く評価されたほど優秀な人で、その功績として土佐一国を与えられたそうです。
1727年(享保12年)、城下町から上がった火によって高知城は燃えてしまいます。追手門を除いてほとんどの建物が焼失してしまったそうです。
火災から2年後の1729年(享保14年)、高知城の再建工事が始まりました。25年後の1753年(宝暦3年)には、ほぼすべての建物を創建当時の姿のまま再建しました。現存する高知城の天守は、この時に建てられた物です。
1871年(明治4年)に高知県とな利、1873年(明治6年)の廃城令では、高知城も天守や本丸の周辺と追手門を残してすべての城郭建造物が取り壊されました。
その後も、1945年(昭和20年)7月の高知大空襲など何度も危機に見舞われながら、今も昔と変わらない姿で鎮座しています。
初代土佐藩主の「山内一豊」が築いたとして知られる高知城ですが、実はその前にも現在の高知城がある場所にお城を築いた人がいました。その名も、大高坂松王丸(おおたかさまつおうまる)土塁と望楼程度の簡素なお城ではあったものの、高知城の前身「大高坂城」として知られています。
高知城の開館時間と入場料
高知城には有料で見れる施設と、無料で見れる場所があります。
まず、有料の施設。
天守・懐徳館・東多門・廊下門は大人 420 円 (18歳以下無料)
開館時間:9時〜17時
※最終入館時間は閉館の30分前
休館日:12月26日〜1月1日までの年末年始のみ
となります。
ゴールデンウィーク期間やよさこい祭期間中などと言った、観光客が増える時期には開館時間が延長される場合もあります。
無料で利用できるのは、公園になっているスペースです。
24時間いつでも自由に歩くことができ、高知城の外観や、ライトアップ、追手門、重要文化財に指定されている黒鉄門を見ることができます。
高知城へのアクセス情報
住所:高知県高知市丸ノ内1-2-1
JR高知駅からのアクセスは、
・バス 約10分
とさでん交通「高知城前」下車
・電車 約15分
とさでん交通「はりまや橋」で乗換え(*乗換え券を貰って乗り換えてください。)後、「高知城前」下車
・徒歩 約25分
高知駅より南下直進し、追手筋を西進(右折)すると判りやすいです。
と、なります。
高知城の写真















