トラベルライター になる方法

トラベルライターの仕事の流れ!【仕事の取り方から完了まで私の場合】

トラベルライターになりたい人
トラベルライターになりたい人
トラベルライターって興味あるけど、どうすれば仕事って取れるんだろう?

旅行が好きだし、トラベルライターとしてお仕事できたら楽しそうだなぁっと思うけど、営業経験もないし実際になったはいいけど仕事が無かったりしたら不安…

それに、トラベルライターって実際に旅先にいって記事を書く仕事だけど、どういう風に仕事を進めていくのかが知りたいな。
教えて〜!

中嶋といろ
中嶋といろ
こんにちは!中嶋といろ(@ohjtnet)です。

現在私は、フリーランスのトラベルライターとして活動しています。

旅メディアさんに記事を寄稿するのみのトラベルライターさんもいますが、私は企業さんからご依頼をいただき旅記事を執筆しています。(もちろんトリップノートさんへも寄稿させていただいています!)

今回はクライアントから依頼があり実際に取材にいき記事を書く場合の仕事のなかれを紹介します。

実際に私がどうやって仕事をゲットして、お金をいただいているかまで0から完了まで紹介するので、これからトラベルライターになりたいと思っている人はぜひ参考にしてくださいね!

この記事はこんな人におすすめです!

・トラベルライターの仕事に興味がある
・トラベルライターになりたいけど仕事をどうやって貰えばいいかわからない
・トラベルライターって実際どんな仕事しているのか知りたい
・トラベルライターとしてフリーランスになりたい

この記事を読むとこんな事がわかります。

・トラベルライターの仕事の取り方
・トラベルライターの実際の仕事の流れ
・トラベルライターがする仕事

それでは、どうぞ!

トラベルライターの仕事の流れ【私の場合はこんな感じ】

トラベルライターの仕事の流れ【私の場合はこんな感じ】
トラベルライターの仕事の流れはおおよそこんな感じ!

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)


②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整


③取材前の下調べ


④訪問取材(ヒアリングや撮影)


⑤ライティング


⑥提出・修正


⑦納品

では、以下で詳しく説明していきますね。

クラウドソーシングを通して仕事に応募

クラウドソーシングを通して仕事に応募

①クラウドソーシングを通して仕事に応募←ここ
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整
③取材前の下調べ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)
⑤ライティング
⑥提出・修正
⑦納品

私はクラウドソーシングを使ってお仕事をしています。クラウドソーシングとは、簡単にいうと仕事を依頼したい人と仕事をしたい人が集まっているプラットフォームの様な物です。

私が使っているクラウドソーシング

ランサーズ

CrowdWorks(クラウドワークス)

名前が売れて、指名でお仕事をいただければいいのですが、私はまだそこまで超有名ってわけではないので、クラウドソーシングを使って地道にお仕事をいただいています。

クラウドソーシングというと、めちゃくちゃ単価が安くて食べていけないなんて思われる方もいるかもしれませんが、実は案件次第だったりします。

私の場合は、クラウドソーシングが縁でお仕事をいただいた企業さんから、月に20万円近くの記事の発注をいただいています。

クラウドソーシングはライターを探している企業さんと、知り合うきっかけができる場所なので、駆け出しの人脈も顧客もいないライターなら登録必須です。

私の場合は、すごく運が良かったので最初の1件応募してすぐ当選しました。でも、普通は20件応募して1件当選すればいいというぐらいなので、1,2件応募して落選してしまったとガッカリせずにどんどん応募しまくりましょう。

今回はクラウドソーシングでライターを探している案件に応募して、当選した場合の仕事のフローについて紹介していきます。

お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整

お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整←ここ
③取材前の下調べ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)
⑤ライティング
⑥提出・修正
⑦納品

クラウドソーシングで当選のご連絡をいただいたら、その日のうちにお礼のご連絡と今後のスケジュールの共有をします。

初めてお仕事させていただく場合、依頼する側も「この人は本当に信頼できるのか?」と恐る恐る依頼されていると思います。なので、

中嶋といろ
中嶋といろ
ちゃんと密にメールできるので安心してください!」

という意味も込めて、私はなるべく早くメールを返す様にしています。

この時に、

・どういった記事をイメージしているのか
・取材にはいつ伺えばいいのか(日付)
・どのぐらい取材の時間を取っていただけるのか

などをお伺いします。クライアントが希望すれば、ZOOMなどを使って対面で打ち合わせを行います。

記事の目的やおおよその記事の構成が決まったら、事前に聞きたい内容を質問リストにしてクライアントに送付します。

トラベルライターになりたい人
トラベルライターになりたい人
取材するのにどうしてわざわざ事前に質問メールを送るの?

取材時にも同じことを聞きますが、取材される側もどういったことを聞かれるのか事前に知っておいた方が答えを用意できるので安心です。

時間があれば質問の回答を事前に返してもらえますし、メールには「取材時にも聞くので返信していただかなくても大丈夫です」という胸は記載しているのでクライアント側で準備だけしておいてもらう場合もあります。

質問リストを作っておくと、当日スムーズに取材ができますし、ライター自身も記事の構成にそって質問ができるので取材後の記事が書きやすくなります。

さらに、質問に事前に答えをもらっておくことでより深ぼった質問もでき、濃い内容を聞き出せる可能性もあります。

取材前の下調べ

取材前の下調べ

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整
③取材前の下調べ←ここ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)
⑤ライティング
⑥提出・修正
⑦納品

取材にいく日やおおよその記事内容が決まったら下調べをします。
下調べでは、

・取材地までの行き方
・取材地の情報(ネットで検索して概要は把握しておく)
・取材地周辺情報(記事のコンセプトに合わせて、周辺に紹介できるものがないかも調べる)

といったことを調べていきます。

取材地までの行き方なんて当たり前なんですが、以前、事前に調査していたにもかかわらず大目玉を食らったことがあったので本当にしっかり調べた方がいいということを学びました(笑)特に田舎の場合(笑)

取材地の情報・取材地周辺情報は、記事の内容にもよるのですが、全く取材する対象のことを知らずにいくのは失礼なので予備知識を入れておく様にしています。取材するのが施設ならインターネットで施設名を調べてどんなところなのかおおよそは頭に入れておきます。

取材するのが人であっても、取材されるぐらいの人であればインターネットで検索すればSNSやら以前取材された記事やらがどこかしらには落ちてるので基本的な情報は頭に入れています。

下調べをしっかりしていくと、実際に取材する時にすごくスムーズだし楽になるので私は下調べは必ずする様にしています。

訪問取材(ヒアリングや撮影)

訪問取材(ヒアリングや撮影)

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整
③取材前の下調べ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)←ここ
⑤ライティング
⑥提出・修正
⑦納品

ついに訪問日!

訪問する時は、直接施設に行く場合が多いです。訪問したら、取材と写真撮影をさせていただきます。

記事の構成は決まっているので、その構成にそった質問や必要な写真を取らせていただきます。

ライティング

ライティング

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整
③取材前の下調べ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)
⑤ライティング←ここ
⑥提出・修正
⑦納品

取材が終わったら、持ち帰りライティングの作業に入ります。取材時に聞いたことを元に記事を書き、写真を加工して差し込んでいきます。

提出・修正

提出・修正

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整
③取材前の下調べ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)
⑤ライティング
⑥提出・修正←ここ
⑦納品

記事が書き終わったらクライアントに提出し、間違いがないか確認します。情報に間違えがあったり、「こんなコンテンツを足して欲しい」とか「ここをこんな風に変えて欲しい」など、要望を反映させていきます。

納品

納品

①クラウドソーシングを通して仕事に応募
(クラウドソーシング経由で私宛にお仕事のご依頼をいただく場合もあります)
②お仕事に私を選んでいただけたら、お礼のご連絡と今後の予定の確認・記事内容のヒアリング・取材日の日程調整
③取材前の下調べ
④訪問取材(ヒアリングや撮影)
⑤ライティング
⑥提出・修正
⑦納品←ここ

ここまできて納品(お仕事完了)になります!

お仕事開始から納品までは早ければ数週間、取材日まで時間が開く場合や、クライアントの確認に時間がかかる場合は1ヶ月以上かかることもります。

トラベルライターになるにはどうすればいい?

ブログ作って、クラウドソーシングで仕事を取ってください!
トラベルライターは特に資格の必要がない仕事です。そのため、お仕事を受注できればもうトラベルライターです!

トラベルライターになる手順3つ【未経験でも着実に一歩を踏み出す】の記事でも、紹介していますが、トラベルライターになりたいなら

①自分の旅の記録をインターネット上にアップする
②アップした記事を実績としてクラウドソーシングやメディアに営業する
③クラウドソーシングやメディアでの実績をもとに単価の良い仕事に営業する

これを今すぐはじめてください!やる事はホントにこれだけ!
これを愚直にやった人だけトラベルライターになれます!

難しい事なんてないでしょう?やるかやらないかだけです。今日中に行動を起こしましょう。

ブログ作るのは今日中に無理…っていうのなら、せめてクラウドソーシングに登録しましょう。
2つ登録しても、10分あれば十分です。これだったらできますね。

ランサーズ
CrowdWorks(クラウドワークス)

トラベルライターの給料はどのぐらいなの?

トラベルライターは月収3万円の人もいれば、月収50万円以上稼ぐ人もいます。ピンキリです。

例えば、今回の取材記事の場合、だいたい1記事1万円から2万円ぐらいです。私の場合、取材記事よりスポット紹介の記事が多く、スポット紹介記事だと5000文字で1万円ぐらいの単価です。

もっと文章力に磨きをかけたり、ライターとして有名になれば、文字単価も上がってより少ない工数で高い金額を得られるようになります。

とはいえ、最初のうちは文字単価0.5円なんて普通(私は現在1文字2円ぐらい)なので、いきなりフリーランスのトラベルライターになろうとは思わず、まずは副業から始めて地盤を固めるのがおすすめです。

トラベルライターのやりがいや魅力って何?

もぉこれは言うまでもないけど、大好きな旅が仕事になるってことですね。

普通、旅行って浪費じゃないですか。でも、トラベルライターをしている事で旅行は投資になるんですよね。
旅が生きがいの私にとって、これ以上にラッキーな事はありません!

取材のお仕事があれば、交通費を出していただいて仕事のあとプライベートの観光もできちゃうんで、幸せすぎます。

プライベートの旅行を兼ねた、取材のお仕事の様子↓
トラベルライターの仕事をかねた旅行スケジュール!【こんな感じで旅ライターしてます】

トラベルライターの大変なところは?

トラベルライターはリサーチするのが結構大変です。
トラベルライターは記事で「場所」の魅力を伝えて、読者にその場所に足を運んでもらえるようにするのが仕事なので、スポットの魅力をリサーチする力が重要です。

なので、なんとなく気分で行った場所を、なんとなく「素敵だった!」で終わらせるわけにはいきません。

旅の前には、1日以上かけてスポットの情報収集をします。そのスポットの簡単な歴史とか、どうして人気なのか?何が人気なのか?そこに行くべき理由をしっかり調べます。

旅先で突然素敵な場所にであって、旅した後に調べて記事にする事もありますが、基本は事前に調べた情報をもとに事実確認の意味も込めて旅してるようなイメージですね。

なので、「事前調査をするような旅なんて面白くない!」という人には、トラベルライターは向いていないと思います。

私はもともと、旅のスケジュールは分刻みで立てたいタイプなので、事前調査も趣味のように楽しみながらできています。

そういうタイプだとトラベルライターの仕事が向いていると思います。

トラベルライターになりたいなら…

もっとトラベルライターについて知りたいと思ったら、、こちらの記事をどうぞ!
トラベルライターってどんな仕事?国内での需要と収入、求人ってどうなってるの!?

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トラベルライターになる手順3つ【未経験でも着実に一歩を踏み出す】

ライター、デザイナー、ディレクター
中嶋といろ
旅に関わるクリエイティブを作る人。 旅するために25歳までフリーター。その後、正社員になるも旅ができないことにストレスを感じプチ鬱。好きなことだけして生きることを決め、トラベルライター、Webデザイナー・ディレクターに。お仕事のご依頼はメールにてお願いします。