旅の準備

有給を取って旅行・旅に出よう!理由のマナーと海外お土産で喜ばれるテクニック

世界屈指の有給「未」消化率を誇る日本でお仕事をしているOLの皆さん!

しっかり有給取れていますか?

社会人になって旅が当座買ってしまう理由の一つとして「時間」が取れないという事があげられます。

海外に行くのであれば最低でも2泊3日は欲しいところ。ちょっと遠出してヨーロッパに行くのなら5連休ぐらいは欲しいですよね。

3連休を使って行くのも確かにありだけど、混みこみで飛行機を取るのが一苦労というのが現実です。

せっかくの有給休暇なのに、日本の悪しき文化「人の目を気にする」あまり、本当は有給をとって旅をしたいのに、白い目で見られるのが嫌だから…とあきらめていませんか?かという私も、社会人になって2年間旅をする為に有給を取る事をためらっていました。

しかし、我慢していると「私は自分の好きな事も犠牲にして仕事をしているんだからもっと評価してよ!」とだんだんと心が黒くなってきてしまったのです。

そこから、有給を取れるようにスケジューリング管理などばっちりこなし周りから「どうだった?」と聞いてもらえるぐらいナチュラルに旅をする為に有給休暇を取れるようになりました。

そんなおひとりOLトラベラーの私が、周りから嫌な顔をされずに旅する為に有給休暇を取る方法をご提案します!

有給を取って旅行・旅に出る時の理由とマナー

有給を取って旅になる時の理由ってすごく悩みますよね。

「旅行に行きたいです!」なんていうのはふざけてるんじゃないかって気が引ける気持ちすごくわかります!ですが、「私用で…」なんていうとお土産を買ってきづらいし、上司との溝も何となく深まってしまうのが現実です。

実際、多くの中小企業の社長さんは有給を取る事自体は良い事だといわれる方が多く「最低でも3か月前に行ってくれれば大丈夫」と考えている社長さんが多いようです。

実際、3か月も余裕をもって上司に告げて置けば上司自体も仕事の振り方を考えてくれますし、自分自身もスケジューリングをしっかり立てられ周りにも根回ししやすくなります。

一番避けたいのが、当日になって「熱が出ました。」と言って突然休むこと。

年に数回使えたとしても、2日以上有給を取る事は難しいですし、頻繁に使っているとそのうち周りからコソコソと噂されるようになり旅に出づらくなります。

もちろん有給申請書には「旅行の為」なんて正直に書かず「私用の為」と書く事が良いですが、上司に有給申請の相談をする際には「実は海外に旅行に行ってきたいんです。」とそっと以下の本を見せるのもひとつの手です。

本を見せるのは冗談にしろ、「旅行に行く」という旨はしっかり伝えておきましょう。そして旅行に行くために有給を取る旨を相談できるぐらいの上司との関係性も作っておく必要があります。

有給を取って旅行・旅で海外に行くなら仕事はきっちりこなそう!

アメリカでは「work hard,play hard(一生懸命仕事をして、一生懸命遊ぶ)」という言葉が浸透しています。

ヨーロッパの国々では数か月間のバケーションがあるにも関わらず「まだ足りない!」というほど旅をしながら人生を楽しむ文化が寝ずいています。

日本ではどうしてこんなにも数日間の有給を取る事が難しいと思われてしまうのでしょうか?それは「残業する人が偉い」という太古のルールがいまだにはびこっている為です。

仕事は長い時間している人の方が成果を出せているのでしょうか?そんな事はありません。短い時間で定時内にしっかり100%以上の仕事をするにこしたことないのは当たり前ですよね。

だって、定時で帰る人は日中集中してバリバリ仕事をしているにも関わらず、だらだらといつまでも仕事をしている人は日中ぼーっとしている時間が多く、さらには残業代までかさばってしまうのですから。

「どうせ早く帰れないし、有給だって取れない」とあきらめる前に、まずは自分の仕事に対する態度を見つめなおしてみましょう。全力で仕事に取り組んで成果を上げていますか?達成率がある仕事は限られているかもしれませんが、常に100%以上の結果を残している人に対して、「もっと働け!有給なんてとってる場合じゃないだろう!」なんていう人はいませんよね?

有給が取りずらいと思う心理の裏には少なからず「自分が100%の力で仕事をしていない」事に対する罪悪感があるのです。

自分の仕事をきっちりこなし、100%の力を出し惜しみせずに使う事で有給はぐんと取りやすくなります。

かという私は、毎月の達成率は120%を超えています。そのため「有給取るけど何か?」ぐらいのポテンシャルで旅に出かける事ができるようになりましたよ!

有給を取って旅行・旅に出るならお土産で差をつけて!

海外旅行のお土産の定番といえば、特にすごくおいしいわけでもまずいわけでもない、何の変哲もない日本でも買えるんじゃないかと思うようなマカデミアンナッツのチョコレートです。

いつからそんな文化が定着したのかは定かではありませんが、チョコレートやクッキーといったものは正直日本でも買えます。

そんなものを貰っても旅行の自慢をひけらかされているようにしか思わない人だっているかもしれません。

旅に出るにあたり、多少なりとも同僚や同じチームの人には不便をかけてしまうものです。「私がいなくて寂しかったでしょ。こめんね!」という気持ちも込めて(笑)ちょっと気の利いたお土産を用意するだけで職場の空気をがらっと変えて、次からも旅に行きやすくなります。

一番良いのは、それぞれ個別に「○○に行くんだけど、お土産は何がいい?」と聞く方法ですがそんな事をすると「あの人、旅の事しか考えてない。仕事しろよ。」と思われてしま割れかねないので、各自に合ったお土産もしくは現地でしか買えない日本でなじみのない物を買っていくといいでしょう。

例えば、私がベトナムに行ったときは「ハノイビール・ベトナムコーヒー・ベトナム特有のお菓子」を買って行きました。本当に仲が良くて、趣味を知り尽くした人になら「物」をお土産として買っていくのも良いかもしれませんが、実際に「物」を貰っても邪魔でしょうがないのが現実です。

買った本人は思い出が詰まった素敵な物♥と思っているかもしれませんが、貰ったほうからするとなんだかよくわからない「物」に過ぎないのです。

そういった点からも、お土産は消え物である食べ物が良いでしょう。さらに私は絶対当たりのもの、無難な物、ネタになる物を買っていくようにしています。

先に述べたベトナムのお土産でいうと、ハノイビールは現地でも日本人がこぞって飲みまくっているのを見ていたので「絶対当たりの物」として(私の同僚はみんなお酒好きの為)。

ベトナムコーヒーは自分で飲んでおいしかったし、日本ではあまり手に入らないので「無難な物」、そしてベトナム特有のお菓子は「ネタ」用です。ネタというのは、「何これ!まずっ!」と言ってもらえる物です。

まずい物だけ買っていくとひんしゅくを買いますが、当たりの物と一緒に買って行く合わせ技をすることで「ほんとだまずい!」という人や「いや!以外と癖になる!」などお土産によってコミュニケーションが生まれます。

そうやって現地独特のお菓子を買っていく事をシリーズ化する事でも「次はどこのお菓子?まずい?おいしい?」と旅に出やすくなる環境も作れるのです。

ライター、デザイナー、ディレクター
中嶋といろ
旅に関わるクリエイティブを作る人。 旅するために25歳までフリーター。その後、正社員になるも旅ができないことにストレスを感じプチ鬱。好きなことだけして生きることを決め、トラベルライター、Webデザイナー・ディレクターに。お仕事のご依頼はメールにてお願いします。