神聖ローマ皇帝が好んで滞在したといわれるドイツ・バイエルン州にあるニュルンベルグは、何とも言えないその名前からは想像できないぐらい中世の面影を色濃く残す【職人の町】です。
「ガラス工芸」・「錫製品」・「陶器」など、ウィンドウショッピングしているだけでも楽しい伝統的な手工業品が所せましと立ち並び、旅人たちの目を潤します。ナチズムの中心地であったこの町は、戦争で9割が壊されてしまったのももの、美しい街の姿を復活させるべく再建され見事なまでに情緒ある街並みが作り上げられています。
近年では、クリスマスマーケットを目当てに来る観光客が多く、クリスマスの時期にはたくさんの人でにぎわいます。日本人にはあまりなじみのないニュルンベルクにクリスマスを追いかけてかわいい探しの旅にでましょう♪
ニュルンベルクに観光するならここがおすすめ!
中世の面影を残すニュルンベルクには、ドイツの文化を垣間見れる情景が所せましとあふれています♥ここでは、ニュルンベルクの観光スポットをご紹介します!
中世職人広場

駅を出てすぐ、今でも中世の城壁にぐるりと囲まれた旧市街は職人の町として栄えた重厚ながらも遊び後頃のある赤土いろの連が作りの家々がならぶスポット。ニュルンベルガー・ソーセージの専門店があるのもこのエリアです。
ケーニッヒ通り

旧市街の人気のストリートがケーニッヒ通りです。中世職人広場から旧市街の中心へ向かって伸びていて、中世の重厚でかわいらしい建物の中を歴史を感じながら歩く事ができます。
ニュルンベルク城 (カイザーブルク)

街を見下ろす事のできるニュルンベルク城は、ドイツの他の町とは少し雰囲気が違う重工でまさに職人の町を思わせる落ち着いた色味の美しい景観を見せてくれます。

何時頃たてられたかは定かでないものの、1050年に皇帝ハインリッヒ3世がこの場所に要塞を建てた事が起源と言われています。
フラウエン教会

中央広場でひと際存在感を放っているのが、このフラウエン教会です。1349年にユダヤ人地区が消失した跡地に建てられたこの教会は、神聖ローマ帝国カール4世の手によって建てられました。12時になると人形が動き出す仕組みになっていて、多くの旅人がこの時を待ちこの広場に集まります。
ニュルンベルクに観光するならこれぐらいの所要時間が必要!

ニュルンベルク中央駅からニュルンベルク城 (カイザーブルク)までは徒歩で20分程度。街の景観を楽しみながら歩いて帰ってきても最短で2時間あれば十分です。ただし、ニュルンベルクは可愛い雑貨の宝庫です!特にクリスマスの時期は町中のクリスマスの飾りつけやイルミネーション、お菓子や食べ物の誘惑でなかなか前に進めません。

グリューワインを飲みながら、ゆっくりと町を歩くと4,5時間はあっという間に立ってしまいます。私はハノーファーから往復6時間かけてニュルンベルグに来ましたが、朝早くに出発して日が暮れる頃に帰ればどうにかその日の内にホテルに戻る事ができますよー。

ニュルンベルクに観光するならこう歩く!地図でご案内
ニュルンベルクを観光するのは意外と簡単です。なぜなら、ニュルンベルク中央駅から、ニュルンベルク城 (カイザーブルク)へ向かって歩くとおのずと観光スポットを通過する事になるからです。方向さえ間違えなければ、周りの景色を見ながら楽しんで歩いてもしっかり観光スポットを抑えられますよ!
どうせ行くんだったらトキメキのクリスマスマーケットを追いかけて♥
ドイツの3大クリスマスマーケットのひとつとして有名なニュルンベルグは、クリスマスの1ヶ月前からマーケットが開かれ町はクリスマス一色に染まります。

さすが本場ドイツのクリスマスマーケット!まるで移動遊園地のような賑やかでかわいらしいメリーゴーランドなどがたくさん置かれてクリスマスマーケットを盛り上げます。

人は本当に多いのですが、その輪に入ってクリスマスの幸せを味わうのもこの時期のだいご味です!

昼間のクリスマスマーケットは景色とかわいらしい色合いを楽しめますが、夜のクリスマスマーケットは優しい光と幻想的なイルミネーションで昼間とは違った楽しみ方ができますよ♪

ドイツ特有の甘ーい香りと、かわいらしいクリスマスモチーフのお菓子や食べ物を見ているだけで心がほっこりしてきます♥

