台湾に行ったら、絶対に外せない観光スポット!それが九扮です。日本人のみならず世界の人々から注目を集める【千と千尋の神隠し】の舞台としても有名な九扮ですが、台北市内からは1時間以上。桃園国際空港からは2時間以上と以外と遠い!それでもどうしても九扮の景色が見たくて1泊3日とうい超弾丸旅ながら、19時半着で九扮に遠征する事に!真っ暗な夜の中、右も左もわからない異国で電車とバスを乗り継ぎ憧れの九扮に行ってきました♥方向音痴でビビりな私は10歩、歩く旅人に聞くぐらいの勢いであらゆる人にGoogleMapと切符を見せまくりおんぶにだっこでどうにか九扮にたどり着く事ができました♪ビビりで方向音痴な私でも夜移動で九扮に行けた♥今回の台湾旅の中でも一番ドタバタだった九扮への行き方、帰り方のレポートです!
台湾桃園国際空港から九扮への行き方
私が桃園国際空港を出たのが17時過ぎ!桃園国際空港から九扮までは、約2時間半の旅になります。九扮に行く方法はバスと電車があります。バスだけで行く事も出来るのですが、時間の都合上バス→電車→バスと乗り継がなくてはいけなくて方向音痴でビビりな私には夜の道を右も左もわからずに歩くのはちょっと不安でした。
桃園空港から台北駅行のバスの乗り方
まずは桃園国際空港のエレベータを下ります。事前にGoogleMapでリサーチしてバスは入国審査後の出口の回の一階下にあるとわかっていたので迷わずてくてく歩いていきました。
そうするとバス停があった!私が乗りたいのは1819の台北駅行きです。桃園国際空港も、日本の空港のバスと同じように各バスが停車するところにバスの番号が書かれたボードがあります。焦り過ぎて写真にとっていないのですが、番号は万国共通なので一目瞭然です♪ボードは右から左までずらーっと並んでいたので私が乗りたい1819を見つけるまでにちょっと時間がかかりました。
どうにか見つけてドキドキしながらバスを待っていると、大型の観光バスがやってきました。中からおじさんが出てきて「チケットは?」と聞かれます。ん?チケット?「ない!」と答えると「あ?」と眉毛がゆがみました。そんなに怒らなくてもいいじゃん!と思いながら「チケット買いたい!」とオウムの様に5回ぐらい訴えるとやっと「あっちで買っておいで」とチケット売り場を教えてくれました。
桃園国際空港から台北市内に行くバスはどうやらすべてチケット売り場で先に購入しておかなければいけないようです。バスは来てるし、ちょっとチケット売り場とおいし、小走りでチケット売り場に行きipadの画面で調べたGoogleMapを見せ行きたい場所を指さしながら「ここに行きたいの!」とチケット売り場のお姉さんに言います。とっても優しいお姉さん。ちゃんと英語で対応してくれてスムーズ♥桃園国際空港から台北駅までは125元です。日本円だと375円ぐらい!優しいお姉さんからチケットを貰い「今すぐいって!」とお姉さんにもせかされ走ってバス停に戻ると、おじさんいたー!まだバスは出ていませんでした!一安心。

どや顔でチケットをおじさんに渡すと、無表情でチケットを切ってくれどうにか乗車できました!
バスの中ではなんと無料でwifiが使えた♥
アジアはタイやベトナム、バリ島など東南アジア旅が多かった私。バスのクオリティーにも驚きましたがそれよりもバスの中で不通にwifiが使えた事に驚きました!さらに充電できるスポットもあった!
しかも各座席についてる!やばい!台湾!なめてました!ちなみに台湾でwifiを使いたいならitaiwanに登録しておくと便利ですよー!

台北駅から松山駅に向かう旅路はまさにおんぶにだっこ
バスに揺られる事1時間、ビビりな私はずーっとGooglemapの道案内機能を使って自分の現在地とにらめっこしていました。そして多分次ぐらいで台北駅に着くだろうと思ったときバスは台北駅をする―!え!通り過ぎちゃったと思ってドキドキしていたら、このバス専用の停留場所があったらしく無事停車。ドアが開くと同時に飛び出して台湾鉄道(taiwan railway)の駅を探します。
グーグルさんがおっしゃるにtaipei east gateを目指せという事できょろきょろしながら歩いていると、がらのわるい若物たちが地べたに座っている向こう側にeastの文字が!駅前なのに結構暗い道をちょっと半べそになりながらどうにか台北駅構内に入りました。
ただし、ここからが大変でした!駅構内に入ったものの、どこが駅の改札かわからない…そんな急いでいる私に、たぶん中国人と思われる男性が「hello!」と声をかけてくる。焦ってイライラしている私はガン無視しながら警備員のお姉さんにGooglemapの松山駅を指さして「ここに行きたいんだけど駅はどこ?」と聞くとお姉さんはちょっと困り顔をして「ここよ」と教えてくれました。うん。そうだよね。それは知ってるんだけどー「チケットが買いたいの!」とここでもオウムの様に何回か訴える事に…。理解してくれたお姉さんの指さした方向に歩いていくとチケットの券売機にたどり着けました!
台北鉄道のチケット購入はかなりハードル高い!
駅の改札についたら、つかさず駅員のおばさんに「ここに行きたいんだけどあってる?」といってGooglemapを見せました。「あーここよ。チケットはそっちで買って」と券売機を指さされました。チケットを買おうと券売機の前に立って唖然…なにこれ?全然意味わかんない!MRTは後々使ったときにすごーく簡単だったのですが、この台湾鉄道(TRA)は無茶苦茶難しい!何が難しいかってボタンが鬼の様にある!しかも全部漢字(中国語)解るわけない!もぉお手上げ状態になった私は隣にいた女の子にまたもやGooglemapをみて「ここに行きたいんだけど…」というと女の子が上にある路線図的な物を見て、てきぱきとボタンを押してくれました!女神!「ありがとうー!」というと、ちょっと照れくさそうにはにかむ女の子。かわいい…。
感謝を告げてさっそうと切符を改札に通します。ちなみにMRTの切符はコインですが、台湾鉄道の切符は日本と同じで紙でした!改札を通るとホームに降りる入口が2つあります。多分下りと上りでわかれていんだろう…もうだいぶテンパっている私はとりあえずそこらへんいたケータイをいじっているお兄さんに切符をみせて「こっちであってる?」と聞きまた。「こっちじゃないよ、あっちだよ」と教えてもらい、急いで階段を下ると既に電車がいました。
でもこれ本当にあってるのー…と心配になった私は、電車の中にいるお姉さんに切符をみせ「この電車ここ行く?」と聞きます。「いくよ!」と言われたので慌てて飛び乗りました。ほーっ一安心。ところが私の向かっていた駅はなんと台北駅のすぐお隣。わざわざ難しい台湾鉄道を使う必要…鉄道を降り改札を抜け、Googlemapに従って歩いていくと目的のバス停にたどり着きました。
松山駅発の九扮老街行きの1062番のバスに乗り込みます
バス停で待っていると数分後に私が乗りたい九扮老街行のバス1062番がやってきました。バスのお金は先払い!と思い込んでいたので、お金を払いたいという雰囲気を出していると運転手さんに手でさっさと追い払われるようなしぐさをされよくわからないまま席に着きました。

もう18時を過ぎているのですっかり当たりは真っ暗です。異国の地に着いたばかりで右も左もわからない私は突然つながらなくなってしまったwifiでGooglemapという唯一の武器を失いもう頼りに出来るのはバス内の路線図だけ。路線図とにらめっこしながら1時間ほどバスに揺られました。この次の日に気づいた事なのですが、どうやら一度読み込んだところだとGooglemapはwifiに繋がっていなくても今の自分の位置情報を教えてくれるんです。すごすぎる…Googlemapだと思っていたけど、もはや神だったか…。
そんなこんなで真っ暗な異国の地を1時間ほどバスに揺られ「知らないところに降ろされたららどうしよう…」と不安になりながらもどうにか九扮老街に到着。下車するときにみんなが入れている100元を何食わぬ顔で同じように入れて下車しました。結局バスのおじさんとの意思疎通はままならなかったのです…笑
よし!ホテルをめざすぞー!だいぶ光が消されているもののまだ観光客は多い様子。ビビりな私はまずはホテルを探し九扮老街のメインストリートを歩き出します。
私が九扮で宿泊したのはこちら↓

九扮の夜と早朝の歩き方はこちら↓

九扮から台北市内に行く方法
九扮から台北市内に戻る方法は行きと同じく何通りかあります。今回私は九扮から龍山寺に向かう事にしていたので、瑞芳駅(Ruifang Station)までバスで向い、そこから台湾鉄道で萬華駅(Wanhua Station)に行き徒歩で龍山寺に行く事にしました。
朝8時前ぐらいに788のバスに乗り、瑞芳駅を目指します。瑞芳駅へはバスで20分程度。
かなり蛇行したくねくねの道でバスが揺れる揺れる…それじゃなくても運転の荒い台湾のバスなのでなかりお尻と座席が何回も離れました。ここでもGoogleMapとにらめっこしながらきょろきょろしている私。一番前の席を陣取って、すぐに運転手さんに話しかけられるようにスタンバっていました。
そろそろ瑞芳駅の近くだろうと思ったときに一度運転手さんにGoogleMapを見せて「ここ?」と聞くとうなずいたのでバスを下車。ところがどうやらここじゃない!急いでバスに乗り直し、もう一度運転主さんさんにGoogleMapを見せるとなんだかきょとんとした顔…。たぶん次で降りるんだろと座席に座り直し次の停車駅に差し掛かるころに運転手さんが手を出して「ここだよ!」と教えてくれました。無表情だけど、意外と優しいおじさん!ありがとう!

瑞芳駅につきました!さぁここからが問題です!またあのくそ難しい台湾鉄道のチケットを買わなければ…と思っていたらなんと瑞芳駅は券売機ではなく人が直接チケットを売っていました♥ラッキー!売り場のお姉さんにGoogleMapをみせ「ここに行きたい!」というとスムーズにチケットを売ってくれました。一安心。
そして、またホームが分からない私は駅の中にいたスタッフさんにもチケットを見せホームの番号を教えてもらいすでに待っていた電車に無事乗車する事ができました!
台湾の電車は座席が日本とはちょっと違いユニークです。
博愛席というのがあるのですが、これはたぶん優先席。どんなに混んでても基本的に誰も座ろうとしません。台湾鉄道に揺られ、遠のいていく意識をどうにかつなぎとめる事1時間。萬華駅に到着しました!ゆったり電車の旅。これもなかなか楽しいですよー♪
