バリ島

バリ島ひとり旅!女性の初めてでも楽しめたウブド散策とドタバタ体験記

私が初めて海外にひとり旅に行ったのはインドネシアのバリ島でした。

バリ島は結構ディープなアジアですが、女性のひとり旅が多く比較的安全と聞いていたので、人生で初めてのひとり旅の場所に選びました♡

海外に行った記憶があるのは修学旅行で1回切りで、自分で飛行機を予約するのもホテルを探すのも観光ルートを決めるのもぜーんぶ初体験!しかも飛行機に乗りなれていないのにトランスファー(乗換)を選んでしまい、空港で大失敗したり!

現地のホテルでは格安の為かイモリや虫がわんさかいたり(笑)おサルさんに追いかけまわされたり(爆)

そんなドタバタの初めてのひとり旅、バリ島でしたが現地のローカルスーパーでお買い物をしたり、ウブドではかわいい街を散策して現地の人と触れ合ったり、癒しの素敵スパに行ったり、サンセットの名所・クタのビーチで夕日を眺めたり、本当に素敵な楽しい思い出がたくさん作れました♪

今回は、20代OLの私が初めてひとり旅に行ったバリ島の素敵体験と失敗談をご紹介します!

今回のガイドブックは↓

バリ島に女性がひとり旅に行く理由♡

私がひとり旅デビューしたきっかけは「自分探しの旅がしたい」とか「日々の雑踏から抜け出して癒されたい」とか、そういったかっこいい理由ではなくただ「旅がしたいけど、友達と予定が合わない!」「好きなところに行って、好きな事だけしたいけど、友達とだと無駄なショッピングに付き合わないといけない」というちょっと根暗な理由からでした。

どこに行きたいでもなく、ただ旅中毒な私は旅がしたくて女性がはじめてのひとり旅でどこの国を選んでいるかを調べまくりました。

そして行きついたのがインドネシアの小さな島【バリ島】でした。

シーサーみたいなのがいるところ…程度にしか認識がなかった【バリ島】ですが、調べてみると女子受け満載のネタがたくさん♥高級な素敵スパ・格安だけど技術はぴか一の街スパから、素朴で可愛いバリの風景が味わえる田舎町ウブド、美味しいバリフートまで♪

ひとりでも十分楽しめる所!しかも、夜にひとりで出歩かなければ比較的安全というのもおひとり女子旅デビューには欠かせない条件でした!

バリ島の基本情報

インドネシア共和国に属する島で、首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東側に位置しています。サバナ気候に属し、季節は2つのみ。雨季と乾季に分かれています。

日本との時差は1時間程度で、日本からの飛行機はインドネシア・ジャカルタでの乗換便をはじめ多くの航空会社が運航。直行便だとガルーダ・インドネシア航空で成田11:00~デンパサール17:25(毎日運行GA881)、デンパサール00:25~成田 08:50(毎日運行GA880)があります。

バリ島に女性が初めて行ったらこうなりました!

当時21歳の私は、そもそも旅行というものを個人でした事がなく(あるとしても家族旅行で両親が全部やってくれていた)世の中にはパッケージツアーしかないと思い込んでいました。

むしろ行程を縛られない飛行機+ホテルのみのプランを見つけたとき「私すごい!」と大絶賛したほどです。

今となっては、ツアーにしろ別々に予約するにしろ比較サイトを比較してなどかなり技を駆使して探していますが、飛行機代もホテル代も平均がわからなかった私は2泊2日で6万円程度のプランに申し込みました。

今考えてみると、次にバリに行くときはこのプランは絶対に使わないなーと思うような内容です(笑)

まず、飛行機はインドネシアのジャカルタで乗換でした。直行便があるのに、なぜだか乗換のプランを選んだ私。若い(笑)しかも、初めてのひとり旅、ほぼ初めての飛行機で乗換を体験したのですからトラブルがないわけがございません!

成田からジャカルタにつくと、改めて別の搭乗口に向かわなければいけません。

私はぼーっとたくさんの人が行く方向になんとなくついていきました。するといつの間にか空港の外に出てしまっていたのです!

日本の様にしっかりとした空港ではなく、簡易的という表現は正しくないかもしれませんがあまり広くない空港で、しかも首都のジャカルタでみんなが行くほうにぼーっとついていったせいでいつの間にか空港の外に出てしまっていたのです。

かなり焦って、来た道を引き返し、警備員さんに半べそで「乗換しないといけないの!」と伝え再び入場させてもらい、やっとの思いで搭乗口につきドキドキしながらバリ行きの小さな飛行機に乗れました。

バリについたのは夜の9時ぐらい。スーツケースの受けとりばも、日本ではあまり見る事のないような風景でかなり圧巻でした。

インドネシアはイスラム教徒が多く、女性は顔を布で隠すヒジャブを身に着けています。前を向いても、後ろを向いても右も左もこのヒジャブを付けた人ばかり!本当に異世界に来た!と興奮した記憶があります。

無事スーツケースを受け取り、ツアーのオプションで迎えに来てくれていたドライバーさんにホテルまで送ってもらいました。

その道中で、ドライバーさんは「ひとり旅をするのは女性が多い!男はいつも何人かでくるよー!」と教えてくれました。

その他にも「お酒は飲み過ぎないよにねー」とかざっくばらんにたくさんお話をしながらホテルに送ってくれました。

私が止まったのは、クタのFourteen roses hotelです。

敷地内にはお猿さんがいたり

ホテルというよりはビラの様なコテージ風の作りになっていて、バリの雰囲気をとても感じられました
スタッフさんもとてもフレンドリーで、ホテルに素敵なプールもついていてすごく気に入ったのですが
何せアジア、何せ南国、お部屋にはかなり虫がいました。

1階という事も影響したからだとは思いますが、洗面所には小さな虫がたくさん(笑)初日にはチチャと呼ばれる日本でいうヤモリと対面できました!

そのヤモリくんは2日目観光から帰ってくると、清掃スタッフが築かずに椅子を動かしてしまったのか壁でつぶれていました。なんだか切ない…私は虫が苦手ではないので大丈夫でしたが、本当に無理!な方はタワータイプのホテルに泊まる事をお勧めします。

1日目は夜も遅かったので、シャワーを浴びて次の日に備えてすぐに寝ました。

2日目はホテルで朝食をとって、さっそく念願のウブドへ♥ウブドの事は、この後に詳しくお伝えしますね!ウブドから帰ってきたら、プールでちょっとリラックスタイム
自撮りしまくる親子を横目にクールダウンしたら、さっそくサンセットを見にクタビーチへ出かけました。

クタのサンセットは美しいと有名で、見たら感動して涙の一つでも出ちゃうかもなんて思っていましたが、横浜出身のばりばりハマッコの私にとって海に沈む夕日はさほど珍しくもなく、それよりもビーチに行くまでのローカルな道のりでドキドキしました。
ビーチから帰ってきたら待ちに待ったエステです♡日本であらかじめ予約していたエステ店からお迎えがホテルに来てくれました。

初めてのアーユルヴェーダ、初めてのフラワーバス♡女性だったらうっとりする事間違えなしの体験でした♪しかもバリは物価が安いから、日本の3分の1程度でエステが受けられるんです!次に行くときは毎日エステをしたいなぁ♡

とっても素敵なフラワーバスだったのですが、日本人にとってはお湯がかなりぬるい!熱いお湯が好きな私は耐えられずお湯を足して入りました。

帰りも、エステ店の車で送ってもらいほわほわした気持ちのままおやすみなさい♡
最終日の3日目はお土産タイム!クタのビンタンマーケット

ローカルも使うスーパーで、日用品もお安く買えます!私の狙いはCitraのボディーローション

出典;http://blog.bali-goods.com/?eid=770496

香りもいいし、お肌もすべすべになるし、真珠の成分がはいっているにもかかわらずかなりお安い!結構な量をまとめ買いしました。

スーパーでたんまりお土産を買い込んで、ホテルに荷物を置いたらクタの町を散策です。

若者の街といえど、やはり素朴なアジアを感じられるクタはウブドとはまた違った賑わいがありお散歩していてとても楽しかったです。
お散歩の途中にたまたま見つけたのが2002年バリ島爆弾テロ事件の慰霊碑でした。

バリ島に旅をすると決めてから、観光の事や文化の事をたくさん調べたつもりでいた私ですが、バリ島でテロがあったことをこの慰霊碑を見るまでしりませんでした。
最初はなんだかきれいなモニュメントだと思って眺めていましたが、よく見ると慰霊碑であり花束が手向けられていました。

たくさんのオーストラリア人の名前が書いてある中に、2人の日本人の名前を見つけました。

現地に行ってみなければ興味さえ持てなかった事実。もしも私がバリ島に旅に行かなければ、きっと死ぬまでこの事件を知る事はなかったのでしょう。

2002年であればニュースで見ていてもおかしくないはずなのに、私の記憶には一切バリ島でのテロという事件は存在しませんでした。

この事がきっかけで私は帰国してからこの事件を調べ、路上に止めてあった自動車爆弾が爆発、向かいのディスコ(サリクラブ)など多くの建物が吹き飛んで炎上し、外国人観光客を含む202名が死亡した事を知りました。

旅をしていると、思わずいろいろな出会いがあります。もちろん楽しい出会いがたくさんですが、悲しい出会いも時としてあります。でも、こういった出会いをする事で今までの自分では興味を持てなかった事にも関心を向けられるようになります。

私はこの事をきっかけにニュースでバリやインドネシアが取り上げられていたときは興味深く見る事ができるようになりました。

まるでバリやインドネシアに友達がいるような気持ち。今まで待ったく繋がりのなかった世界が、自分事に変わる瞬間。旅をするだいご味でもあります。帰国してからも旅は終わらない。そう気づかせてくれた体験でした。

バリ島で女性だからこそ楽しめるウブド散策

バリ島にはいくつかの観光スポットがあります。

若者に人気のクタ・レギャン、政府が開発した豪華なリゾート地ヌサドゥア、空港の南に位置する古くからの漁港の街ジンバラン、バリ島注目度NO.1のおしゃれエリアスミニャック&クロボカン、そして緑豊かな田園風景が広がる芸術の街ウブドです。

ウブドには田園を見ながら気持ちよくスパが受けられるホテルなど女子にはうれしい要素ががっつりありますが、私はクタに宿泊していたので、この日はプラマ社のバス(500円程度)に乗ってクタからウブドへ行き半日トリップを楽しんできました♪


プラマ社のバスの様子。クタにオフィスがあるので当日でもチケットが買えます!
ウブドについてまず向かったのはモンキーフォレストです。

スライドショーには JavaScript が必要です。

野生のお猿さんがたくさんいる森で、触ろうと思えば触れる距離でリラックスしているお猿さんを観れるのはかなり貴重な体験会でした!

観光客はみんなお猿さんと絶妙な距離を取り写真をとったり特にお猿さんが人に手を出したりというところは私以外では見受けられませんでした。そうです。私以外では…

私は黄色いポーチの様な物を持っていたのですが、バナナだと勘違いしたのかかなりお猿さんが寄ってきました。

最初は子猿が私のスカートを伝ってよじ登ってきて「かわいー!」なんて思っていたのですが、だんだんとお猿さんの数が増え大きい雄が寄ってきて私のポーチを取ろうとしてきました。

私は焦りながら周りのスタッフに目配せして助けを求めましたが無反応…それもそのはず、バリではお猿さんはとても神聖な生き物なんです。

お猿さんを追い払うなんて言語道断!むしろお猿さんの領域に人間が入れてもらっているんだから文句を言うな!ぐらいのテンションです(笑)

特に引っ掻かれたとか危害を加えられる事はありませんでしたから、怖がる必要はありません!が、黄色い物を身につけていくと結構しつこく追いかけられるので気をつけてください♡

モンキーフォレストは本当にウブドの自然を満喫できます。まるでラピュタの様に木が根を張ったり、小さなお墓のようなモニュメントがあったり、冒険家になった気分で散策できます。

モンキーフォレストを出た後はガイドブックに載っていたカフェを目指して可愛い裏路地をテクテク歩いて行きました!
クタと違って変な客引きがいなくて歩きやすい♪
カフェを後にしたらウブド王宮を目指して歩き出します。
王宮では何かお祭りがあるのが人があつまり花飾りなどを作っていました。
なんだか懐かしいような風景にほっこり。裏路地をふらふらしているとたくさんの「かわいい!」に出会えました♡

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ウォーターパレスは本当に圧巻する美しさ!入場料はかからないのにこのクオリティーは頭が下がります。

スライドショーには JavaScript が必要です。

その後は市場に行って念願のカゴバックの値切りに挑戦!3つ買って結局一つ無料にしてもらえました。

バリは日本人の観光客が来ることが多いためか、日本語が通じる現地の人が以外といます。私がカゴバックをかったお店のお姉さんも日本語ペラペラ!日本人のお友達がいると写真を見せてくれました。

値切ったぶん持っていたブレスレットを頂戴とおねだりされ安いブレスレットだったので記念にとプレゼントしちゃいました。

日本だとお客と店員の間でこんな事ないですよね。なんだかディープなバリを感じされました♪

帰りのバスの時間もあるので、本当はもっとふらふらしたかったけど名残惜しい気持ちを残しつつウブドのプラマ社へ。途中のスーパーでチーズパンを買ってバス到着までの間食べながら待っていました。

初めてのおひとり女子旅は驚きと感動の連続

一瞬で終わってしまった2泊2日のはじめてのおひとり女子旅、ハプニングも学びも出会いも感動もぜーんぶ詰め込んだ来い2日間でした!まだまだ、バリにはたくさん魅力が詰まっています♡またいつかバリを旅しよう!

今回のガイドブックは↓

ライター、デザイナー、ディレクター
中嶋といろ
旅に関わるクリエイティブを作る人。 旅するために25歳までフリーター。その後、正社員になるも旅ができないことにストレスを感じプチ鬱。好きなことだけして生きることを決め、トラベルライター、Webデザイナー・ディレクターに。お仕事のご依頼はメールにてお願いします。