国譲り、国引き神話の舞台となった島根県出雲市の稲佐の浜.です。今から1300年以上も前に書かれた、出雲風土器のスタートを飾る神話で、一番スケールの大きい物語の一場面を垣間見れるのがこの稲佐の浜にある弁天島です。1300年以上も前の人たちが語った歴史の証拠を見るプチトリップを今回のおひとり女子旅のスケジュールに入れてみるのはいかがですか?
国譲り、国引き神話って?
昔々、出雲の創造神、八束水臣津野命は出雲の国を見渡して「この国は、細長い布のように小さい国だ。
どこかの国を縫いつけて大きくしよう」とお思いになりました。そこで、どこかに余分な土地はないかと海の向こうを眺めると、朝鮮半島の新羅(しらぎ)という国に余った土地がありました。ミコトは、幅の広い大きな鋤(すき)を使い、大きな魚を突き刺すように、ぐさりと土地に打ち込み、その魚の身を裂いて切り分けるように土地を掘り起こし、切り離しました。
そして三つ編みにした丈夫な綱をかけて、「国来、国来(くにこ、くにこ)」と言いながら力一杯引っ張ると、その土地は川船がそろりそろりと動くようにゆっくりと動いてきて出雲の国にくっつきました。
こうして合わさった国は、杵築(きづき)のみさき【出雲市小津町から日御碕まで】になりました。
その時、引っ張った綱をかけた杭が佐比売山【さひめやま、現在の三瓶山(さんべさん)】で、その綱は薗の長浜になりました。その後も、ミコトは北の方の国から同じように狭田(さだ)の国【小津から東の鹿島町佐陀まで】と、闇見(くらみ)の国【松江市島根町のあたり】を引っ張ってきてつなぎ、最後に北陸地方の高志(こし)の国から引っ張ってきた国が三穂の埼【松江市美保関町のあたり】になりました。
この時、ミコトが引っ張った綱をかけた杭は伯耆の国の火の神岳【ひのかみたけ、現在の大山(だいせん)】で、持って引っ張った綱は夜見の島(弓ヶ浜)になりました。
そしてミコトは「国を引くのが終わった」とおっしゃって、杖をおつきになって「おえ。」と言われたので、その地を意宇というようになりました。
引用元:国引き – 出雲観光ガイド
出雲神話は、出雲国風土記の冒頭で紹介されている神話です。
出雲国風土記は日本昔話みたいな感じで、713年、今から1300年以上も前にかかれたものです。日本でも珍しい、当時の人々の暮らしや、その土地にいる動物や植物から地形に至るまでを細かくまとめたものです。
ちなみに、この出雲国風土記は古代出雲歴史博物館でがっつりお勉強する事ができます♪しかもアニメーションやらで女子でも楽しくわかりやすくお勉強する事ができるので稲佐の浜に行くなら古代出雲歴史博物館へ行く事をお勧めします♪

出雲大社から稲佐の浜へのバスの時刻表
出雲大社から稲佐の浜へは歩いて16分程度です。私はペタンコのムートンブーツで実際に稲佐の浜から出雲大社まであるいてかえってきましたが、そこまで疲れませんでした。軽いお散歩程度です。
もしバスで行くのなら08:02 / 13:17 / 18:02 / 19:02 と1日4本正門前からバスが出ていますが、ちょうどよい時間がないなら歩いていったほうが早いです!よっぽどひ弱な歩くの大嫌い女子じゃなかぎりほっこりする田舎の景色を眺めてテクテク歩いていけばすぐにつきます!
出雲大社から稲佐の浜への行き方と周辺観光
出雲大社から、稲佐の浜へはGoogleMapさん曰く16分程度。実際私が歩いてみても、20分程度で着きました!
住所 | 島根県出雲市大社町杵築北稲佐 |
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問い合わせ電話番号 | 0853-53-2112(出雲観光協会) |
交通アクセス | JR出雲市駅から一畑バス【日御碕線】で「稲佐浜」げ下車(28分)、徒歩すぐ
出雲大社から車で3分、徒歩12分 |
稲佐の浜への観光は日御碕神社の帰りも◎
出雲大社から直接稲佐の浜へ行くのもいいけど、私は日御碕神社からの帰りに稲佐の浜によりました。なぜかというと、稲佐の浜はもともと行く予定がなかったから!笑
国引きの岩にはちょっと興味はあった物の、正直そんなにがっつり見るものないし、どうしようかなぁーと思っていたときに日御碕神社からの帰りのバスで「次は稲佐の浜~」と聞こえたので、思わず降車のボタンを押してしまいました。次はいつ来れるかわからないし、せっかくだし、悔いのないように生きよう!と思いながらいつも旅しています笑
という事で、スケジュール外の突然の思い付きで日御碕神社からの帰りに稲佐の浜に寄ったのですが、神話の一場面を見れたのは結構感動♡見に行って良かったー!

