こんにちは!中嶋といろ(@ohjtnet)です。
社会人にとってライティングスキルは必須です。
わかりやすい文章はお客様からの信頼にもつながりますし、上司からの評価にもつながります。さらに文章が上手に書けると言う事は、自分の伝えたいことをしっかり表現できるので、自分自身のブランディングにもつながります。
例えば提案資料やプレゼン資料を作る際にも、文章の構成や内容がわかりやすく伝わりやすいものであれば、自分が望んだ成果を手に入れやすくなります。
今回はライターとして企業さんからもお仕事をいただいている私がライティングのスキルを上げるための勉強法やおすすめの本をご紹介します!
ライティングスキルは講座だけじゃ上がらない!実践あるのみ
ライティング講座を始める前に…
ライティングスキルを学ぶ方法は様々ありますが、ただ学ぶだけでは意味がありません。
なぜなら、講座を受講したり、本を読むだけで、満足してしまって、実際に自分の中に腹落ちせずに終わってしまうからです。
例えば、自転車であっても「またがってペダルを前に向かってこげ!」と、聞いただけでは実際に乗ることはできませんよね。
自転車を乗るためには、どうやって乗るのかをまず一度聞いて、自分で実践をして何度も何度もトライ&エラーを繰り返すことで、コツを掴み体に染み込んでやっと乗れるようになります。
ライティングも同様でただ講座の受講や本を読むだけでは身に付きません。実際に講座や本で知識を得たら、実践してトライ&エラーを繰り返し体に染み込ませることが重要です。
だから、ライティングスキルはただ学ぶだけでは意味がなく、実際に実践して体に染み込ませることが重要です。
ライティングのスキルを上げる勉強法
では早速、ライティングスキルの上げ方、勉強の仕方をご紹介します!とても簡単で、すぐに実践できるものばかりなのでぜひ実践してみてくださいね。
【01】基礎を身に着けよう!
まずは、知識を増やそう
文章が書けないと言う人がいますが、それはただ単に知識がたりないからです。
逆に知識があることであれば、いくらでも文章を書くことができます。
例えば、出身地を聞かれて答えられない人はいませんよね。お母さんやお父さんの名前、兄弟はいるかを書いてください。と言われたときに書けない人もいません。
なぜなら、出身地や両親の名前、兄弟の有無は既に知っていることだからです。知識があることであれば、人はいくらでも答えることができます。
一方で知らないことを聞かれれば答えられないのは当たり前です。
自分の知らない人の出身地や、自分の知らない人の両親の名前、自分の知らない人に兄弟がいるかは、いくら考えてもわかるはずがありません。
文章が書けなくて悩んでいると言うのであれば、まずは自分の知識が足りてないと言うことを認識しましょう。
そして、どんなジャンルであれば書けるのかも考えてみましょう。
可能であれば、一度紙やスマホのメモ帳に、自分の得意なジャンルを書き出してみるのがおすすめです。
私であれば「一人旅、動物(うさぎ)、バドミントン、美術の専門学校、投資」などが挙げられます。
得意な事といっても、難しく考える必要はありません!
自分が経験のあることだったり、人に聞かれたときに簡単に答えられるようなことで構いません。難しく考えずに自分の経験や経歴を思い出しながら書き出してみましょう。
ライティングが苦手だと言うのは、単に知識不足が影響しています。なので文章がうまく書けないと思うのであれば、まず知識を深める努力をしてみましょう。
もちろんどのジャンルでも書けるに越した事はありませんが、やはり自分の好きなことでなければ、どんなに知識を学んでも書いていて楽しくありません。
それどころか、楽しくなくて学ぶことを途中で諦めてしまうことさえあります。
そうなると続かなくなってしまうので、自分が興味を持ち楽しく学べる事の知識をより深め、ライティングのスキルを上げていきましょう。
中学生でも理解できる文章を心がけよう

私がライティングをするときに1番心がけているのが、誰にでも分かりやすい簡単な言葉を使うことです。
専門的なライティングになると、どうしても専門用語を使わなくてはいけなくて、難しくなってしまうこともありますが、極力小学生や中学生のような子供でもわかるような言葉を使い、簡単な言葉で説明するようにしています。
人は普段使わない難しい言葉や、専門用語が羅列された文章を読むのは、苦痛でしかありません。
今までの経験を思い出してみて欲しいのですが、教科書や論文や小説を読むとき、ちょっと難しくて読むのが苦痛になってしまったと言う経験はありませんか?
ライティングはわかりにくい事柄を、どれだけ簡単な言葉でわかりやすい文章にできるかが大事です。
日常会話で使われるような簡単な言葉や文章を使って分かりやすく読みやすい文章にしましょう。そのためには、小学生や中学生にわかるような言葉や文章作りを、心がける事が大切です。
読者と同じ言葉遣いを意識しよう

ライティングをするときに一番気をつけなければいけないのは、どういう人が読むかと言うことです。
文章は人に読んでもらうために作成します。それなのに、読者が普段使わないような言葉や表現を使っては、読みにくく理解しづらい文章になってしまいます。
例えば中学生向けの文章を書いたときに、「堪能」と言う言葉を使っては何を言っているのかが伝わりにくいですよね。
30代の女性に向けた記事であれば、「とっくり」というより「タートルネック」と言ったほうが伝わります。
年齢や性別によって、親しみやすい言葉やわかりやすい表現は違ってきます。今描いている文章は一体誰のために書いているのか、目の前にいる人を想像しながら言葉や表現を選びましょう。
どういう人か読むかを考えライティングすることで、より伝わりやすい文章を作ることができます。
適度な改行を忘れずに入れよう
以下の文章を読んでみて下さい。
私は多年はなはだそうした誘惑帰りという事のためをいんない。一々結果が記憶人はすでにその戦争たますばかりをしからもらいたには評定めるでないて、それだけには要らでませたう。吾をあるなかっ方はしきりに場合が何しろますなたら。もう三宅さんを交渉権利更に誤解へしなけれがたその国家我々か自覚へという実学習んたならたので、そうした偶然はあれか馳大学にできるて、嘉納さんののに羽根のこれをよし皆内談としてそれ内心にお意味でしように何しろお話を出ませでしば、同時におもに記憶で思うますでくるた事をしあるで。
この文章もう見るだけで読みたくないなぁと思ってしまいますよね。それは何故かと言うと改行がされていないからです。
改行を入れるだけで、文章は驚くぐらい読みやすくなります。
私は多年はなはだそうした誘惑帰りという事のためをいんない。
一々結果が記憶人はすでにその戦争たますばかりをしからもらいたには評定めるでないて、それだけには要らでませたう。吾をあるなかっ方はしきりに場合が何しろますなたら。
もう三宅さんを交渉権利更に誤解へしなけれがたその国家我々か自覚へという実学習んたならたので、そうした偶然はあれか馳大学にできるて、嘉納さんののに羽根のこれをよし皆内談としてそれ内心にお意味でしように何しろお話を出ませでしば、同時におもに記憶で思うますでくるた事をしあるで。
どちらの方が読みやすいかは一目瞭然ですよね。
このように、改行をしていない文章はとても読みづらく読者からするとストレスでしかありません。
どんなにいいことや、ためになることを書いていたとしても、改行がされていないいと、読みづらいく全く伝わらない意味のない文章になってしまいます。
これはメールでも活用できるテクニックで、改行のないメールは、メリハリがなく相手にこちらの意図が伝わりにくい文章になってしまいます。
相手のことを思いやり、読みやすいように改行してあげる事は、社会人としてのマナーでもありますし、相手のことを考えられる人と言う好印象にもつながります。
効果的に空白を作ることで、メリハリのある文章になり読み手にもこちらの意図が伝わりやすい親切な文章となります。
結論から書くことを意識しよう
文章を書くのが難しいと思う理由の1つとして、言いたいことが相手にしっかりと伝わらないと言うことがあります。
書いていると自分が何を伝えたいのかがよくわからなくなってしまい、結果「何を言っているのかわからない」と言う意味のない文章になってしまいます。
そうならないためにも、わかりやすい文章を書くライティングスキルとして結論から書くことがとても重要です。
例えば私は文章書く時にPREP法と言うのを心がけています。
ビジネスシーンの話し方や文章の雛形によく使われるのが「PREP法」です。
これはとても優秀なフォーマットで、簡潔に要点が伝わり説得力のある文章にすることができます。
PREP法は、
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
のように、結論・ポイント→理由→具体例→再度、結論の順で構成します。
文章を書くときに多くの人が、「起承転結」の構成で書きます。
小説だったり物語を書く場合には、「起承転結」で楽しく読めるのですが、ビジネスシーンでの文章になると「起承転結」にしてしまうと「結局何が言いたいの?」「話が長い。」と言われてしまう文章になってしまいます。
一方でPREP法は、結論を先に言い、その後に理由や具体例を伝え、最後に改めて結論を繰り返すので、何を行っているのがが伝わりやすく、最後まで読んでもらいやすい簡潔で説得力のある文章となります。

具体例を入れ文章に厚みを出そう
文章が長く書けない!と言うというのは、文章に具体例が入っていないことが原因です。
例えば、
友達と都合が合わないのでひとり旅をはじめました。
よりも、
社会人になって、友達となかなか都合があわなっくなってしまい大好きだった旅行ができなっくなってしまいました。でも、どうしても諦め切ることができず、ひとり旅を始める事にしました。
の方が、情景をイメージしやすいし文章量もかなり多くなります。
ライティングをするときは、具体例を入れ文章のボリュームを増やし情景をイメージしやすくしましょう。
【02】ブログで発信しよう!
文章を書くのが難しいのは慣れていないから
文章を書くことが難しいと思っている人の多くが、日常的に文章を書いていない人です。
普段やり慣れていないことを、いきなりやろうと思っても、うまくできないのは当たり前ですよね。
1年ぶりに物置から引っ張り出してきたゲームを、久しぶりにやろうと思って手をつけたものの、やり方を忘れてしまって思い出すまでにかなり時間がかかった!なんて経験がある人もいるかもしれません。
人は忘れる生き物です。日常的にやっていない事は、うまくできないし、いざやろうと思っても難しくてなかなか手が進みません。
なので、コツコツと短文でも毎日続けていく事が重要です。毎日Twitterを100文字程度書くだけでもライティングスキルは必ずアップします。
資産にもなるブログがおすすめ
毎日のライティングの練習は、TwitterでもInstagramでもFacebookでも、もちろん誰にも公開しない日記でも良いのですが、私がおすすめするのはブログです。
ブログは資産になるツールです。
毎日書き溜めていくことで1年前の自分がどういった文章を書いていたかも簡単に見ることができますし、文章が増え多くの人が訪れるブログになれば、そこからマネタイズもすることができます。
無料で作れるブログもありますが、有料で自分だけのブログを作って、ライティングのスキルを磨きながら、資産として運用するのがおすすめです。
ライティングをスキルが上がる本!面白くて軽く読めちゃうおすすめ♪

ライティングスキルを上げるために読む本として、一番おすすめなのがこの「沈黙のWebマ-ケティング」です。
なんともふざけた(笑)ふわっとしたタイトルの本ですが、中身はめちゃくちゃ勉強になります!!何よりもこの本は横書きで書かれているのでめちゃくちゃ読みやすいです!!
実はこの本600ページを超える辞書のような分厚さで、一見めちゃくちゃ重そうに見えるのですが、
こんな感じで吹き出しになっているので漫画感覚で楽しんで読めちゃいます。
しかも内容もストーリ仕立てになっているので「え?どうなっちゃうの!?」とドキドキしながら読み進めるうちに、ライティングのスキルも身についてしまうというなんともお得な本です。
episode01 SEOライティングの鼓動
episode02 解き放たれたUSP
episode03 リライトと推敲の狭間に
episode04 愛と論理のオウンドメディア
episode05 秩序なき引用、失われたオマージュ
episode06 嵐を呼ぶインタビュー
episode07 今、すべてを沈黙させる・・・! !
epilogue 沈黙のその先に
特別解説 ヴェロニカ先生の特別講義
7章で構成されていて、各章の章末にはしっかりとまとめが書かれていて、詳しくライティングのスキルについて勉強することができます。
ライティングスキルを学ぶ本を、何か1冊選ぶとしたら絶対にこの本をがおすすめです!!
ちなみにこの本には「マーケティング」のシリーズもあります。
直接ライティングの話をしていないものの、ウェブとはなんたるかがついてが学べる本なのでこちらもおすすめです!